チンチン電車(路面電車)の歴史や由来について

チンチン電車(路面電車)

ここでは、チンチン電車(路面電車)の歴史や由来について説明します。


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チンチン電車(路面電車)とは

チンチン電車(路面電車)とは、道路の上に設置されたレールを走る電車のことです。

一般的に車と同じ道路を走っていますが、事故を防ぐため、路面電車専用の信号を元に運行されています。

日本では戦後の発展途上の最中に多くのチンチン電車(路面電車)が失われていきました。都市部ではあまり見られませんが、北海道の一部の地域(札幌・函館)や富山県・福井県など比較的郊外の都市で現在も運行されています。

近年、バリアフリーの観点から見直しがされており、既存のチンチン電車(路面電車)を改装し、積極的に運行を続けている地域も見られます。

世界では、約50カ国の400以上の都市で設置されています。日本のように発展しているドイツでは主要な交通手段として使われており、首都ベルリンにも設置されています。

チンチン電車(路面電車)の歴史

チンチン電車(路面電車)は、動力に馬を使用する馬車鉄道として1840年代にごろから欧米各地で使用され始めました。その後、蒸気機関や電気動力の発明により、動力が馬以外のものへと代わっていきます。

現代によく見られる電気動力のチンチン電車(路面電車)が見られるようになったのは、1880年代のドイツでした。その後ヨーロッパ各地に広がり、ほぼ同じ時期にアメリカでも広がり始めました。

日本においては、1895(明治28)年に、アメリカから持ち込まれた技術を元にしたチンチン電車(路面電車)が京都で初めて運転されました。京都であった理由は、東京で認可が下りなかったためです。

その後、利便性の高かったチンチン電車(路面電車)は日本各地で開業され、多くの日本人の移動手段となりました。


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チンチン電車と言われるの由来

路面電車がチンチン電車と言われる由来を説明します。

警笛や合図の際の「チンチン」という音

路面電車は、警笛の音が「チン」という鐘を鳴らしたような音がなります。

また、止める際や、発車の際の合図も「チン」という音によって行います。

この音から子どもでも分かりやすい、チンチン電車の愛称で呼ばれるようになったと言われています。

チンチン電車の合図音の意味

鳴らす回数 鳴らす場所 運転士 車掌
1回(チン) 電停の手前 「停まりますよ」 「降りる人いるから停まって」
2回(チンチン) 電停の手前 「降りる客いないし通過していいよね?」 「いいよ」
2回(チンチン) 電停に停車中 「乗降がすんだので発車してもいいかな?」 「いいよ」
3回以上(チンチンチンチン…) 走行中 「緊急停車する」 「すぐに電車を止めろ!」

参考ページ:ちんちん電車 (ちんちんでんしゃ)とは【ピクシブ百科事典】

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