こんにちは、YouTubeアナリストのこにこな(@konikonaYTA)です!
YouTubeチャンネルの運営アドバイザーやYouTuberのプロデュースを行なっています。仕事の依頼などはこちらから。
YouTubeをやっていると、

というような話を聞くと思います。
しかし、2019年10月現在、実はそこまで審査に時間がかかることはありません。
ここでは、数ヶ月に一回ペースでチャンネルの審査を通している僕から、YouTubeの収益化の審査期間について書いていきます。
そもそものYouTubeの収益化基準
そもそものYouTubeの収益化基準ですが、2019年10月現在以下のようになっています。
・チャンネル登録数 1,000人
このハードルがなかなかに高いハードルで、普通の人が相当努力しても3ヶ月以上はかかるハードルです。

チャンネル登録1000人以上のYouTuberは、全体のチャンネルのうちの上位10%と言われており、審査基準の高さがわかるかと思います。
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基準を満たしてもの審査期間がある!
また、この収益化の基準を満たした後でも、実はすぐに収益化が始まるわけではありません。
YouTubeの収益化までには審査があります。
それは、本当に広告を出してもいいような健全なチャンネルかどうかを人の目で判断するための期間です。
チャンネルによっては、広告を出すのに相応しくないチャンネルもあります。
例えば、エログロ系のチャンネルであったり、著作権を守ってないチャンネルなどです。
そういうチャンネルに広告が出るようなことがないように、厳正な審査をYouTubeは行ないます。
早ければ1週間で終わる人もいますし、長ければ半年かかる人もいます。

また、2018年の1月〜9月までは、かなりの時間を要していたようで、ほとんどの人が1ヶ月以上の審査期間を要していました。
2019年1月現在の審査期間は?
2019年1月現在の審査の期間についてです。
あくまでも参考程度ですが、僕が作っていたチャンネルは9日で審査が終わりました。
2018年以前までの1ヶ月以上、人によっては半年かかっていた状況からするとかなり改善されているようです。
ただ、これはあくまでも僕らの場合なので、チャンネルの内容によってはもっとかかるかもしれません。
2019年4月追記
現在は審査期間が改善され、ほとんどの場合2週間前後で終わるようです
2019年7月追記
1週間前後で審査が終わるチャンネルがほとんどのようです。おそらくもう審査が遅れることはないと思われます
2019年10月追記 公式にヘルプが審査期間の変更
2019年10月現在、公式ヘルプ内で審査期間が1週間から1ヶ月に変更されていました。
そして実際にYouTubeのアドセンス審査を2019年9月〜10月の間に出してみましたが、約1ヶ月の審査で通過することに成功しました。
2019年10月現在だと、記載されている審査期間と実際の期間にほとんどズレはないようです。
https://twitter.com/konikonaYTA/status/1179577388390211584
審査が早く終わるチャンネルの共通点
ここからは審査が早く終わるチャンネルの共通点を書いていきます。
1.動画広告を出しても大丈夫なクリーンなチャンネル
1つ目は、動画広告を出しても大丈夫なクリーンなチャンネルであることです。
広告には広告を出している企業がいます。
その企業にとって、広告を出してもイメージを損なわない動画であることは大事な条件です。

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エロ系の動画や、エゲツない動画は広告を出すと企業のイメージを損なってしまいます。
なので、チャンネル内の動画が企業にとって、広告を出しても大丈夫な動画ばかりであることは大事な条件です。
2.十分な再生回数や再生時間がある
2つ目の条件は、十分な再生回数や再生時間が毎日あることです。
YouTubeという会社は、広告収入によって成り立っています。
なので、チャンネルを承認することで、広告を出す機会が増えるチャンネルを優先して承認する傾向にあります。
例えば、
- チャンネル登録数だけ伸びていて、毎日の再生回数や再生時間が微々たるチャンネル
- エロ系などの広告が出ない可能性の高い動画ばかりのチャンネル
これらのチャンネルだと、広告を出す許可をしてもYouTubeにとって収入にならないので、審査を後回しにする傾向があるようです。
なので、YouTubeにとって広告を出す許可を出すことで利益があると思われるチャンネル作りを心がけましょう。
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注意点!非公開動画は再生時間に含まれない!
審査基準の再生時間4000時間に関して注意点ですが、
公開済みの動画で4000時間に達していないと収益化の審査が始まりません。

https://twitter.com/konikonaYTA/status/1174953501509636099
実はYouTubeのアドセンス審査の管理画面上で記載されている再生時間は非公開動画の再生時間も含まれています。
そのため、4000時間を達成していても、非公開動画の再生時間が多い人は審査が始まってない可能性があります。

重要なのはYouTubeにとって利益ある動画であること
上記で述べたように、最も大事なことはYouTubeという会社のとって利益のあるチャンネルかどうかです。
自分がYouTubeの立場になって考えてみましょう。
以下のようなチャンネルに広告を出したいでしょうか?
- エログロが多く、広告を出したい企業が少なくて収入にならないチャンネル
- 審査基準は満たしているけど、最近の再生回数が少なくて収入にならないチャンネル
上記のようなものは広告を出すことにしても意味がないでしょう。
一方で、以下のようなチャンネルはすぐにでも広告を出したいと思うはずです。
- 美容や金融、転職などの広告を出してくれる企業が多いジャンルのチャンネル
- 再生回数が多く、広告を出すとたくさんの人の目に止まるチャンネル
YouTubeという会社の利益にもなりやすく、すぐに出したいと思うはずです。

まとめ:スピーディな審査はクリーンなチャンネル
審査期間は以前に比べて随分早くなったようです。
ただ、やはりエロ系が多いチャンネルなど「YouTubeにとって許可するメリットの少ない」チャンネルは、審査が遅れるようです。
実際に僕の知人で、際どい動画を多くあげているチャンネルは2ヶ月以上の審査期間を要していました。
また、そういうチャンネルはアカウント削除の危険性もあります。
YouTube側に広告を出すメリットがあると思われるようなクリーンなチャンネルであれば、そんなこともないはずです。
誰が見ても悪影響のない健全なチャンネル運営を心がけましょう。
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